あいさつ

 平成15年7月1日より北上市柳原町黒沢川のたもと、さくらホールの近くに開業して、はや13年がすぎました。これまで診療を継続できましたのもひとえに地域の皆様方の、お蔭と思っております。今後も気軽に安心して通院していただけるような皮膚科診療をめざしていきたいと考えております。
 開業前は、岩手医科大学皮膚科学講座にて皮膚科学の教育、診療、研究、地域医療に携わってまいりました。これまでの大学の経験、さらには開業11年の経験を生かして、湿疹・皮膚炎、小児皮膚感染症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬などの皮膚科疾患全般、アレルギー性皮膚疾患、さらには美容皮膚科分野の診療・治療を行ってまいります。
 当院は医師をはじめスタッフ全員が女性です。プライバシーに配慮し4つの診療コーナーがあります。美容皮膚科の分野では通常の内服・外用治療でも治りがたいニキビ、肝斑、老人性色素斑、雀卵斑(ソバカス)、黒子(ホクロ)などのいわゆるシミ、アザの治療、アンチエイジング、レーザー脱毛などの保険外の治療も行っております。
 どうぞ気軽にご相談ください。

医学博士 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
院 長 松田 真弓(まつたまゆみ)

 
1977
1989

1998
2003
 
岩手医科大学卒
アメリカのローレンスリバーモア国立研究所にて
皮膚悪性黒色腫の遺伝子異常につき研究のため留学
岩手医科大学医学部皮膚科助教授
まゆみ皮フ科開業
 
所属学会

日本皮膚科学会・日本小児皮膚科学会
日本臨床皮膚科学会・日本美容皮膚科学会

診療内容

外来診療で比較的よくみられる皮膚疾患、美容的治療の施術方法、使用機器、特徴などにつき簡単にのべてみました。来院される際の参考になさって下さい。

皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科


アトピー性皮膚炎

 つよいかゆみを伴う湿疹が長期にわたってあらわれる病気です。バリア機能が低下して乾燥皮膚がさまざまな悪化因子にさらされ、アレルギー反応が生じることでおこります。程度に応じて、副腎皮質ステロイド・免疫抑制外用薬、保湿剤などによる外用療法、あるいは抗アレルギー薬の内服の併用を行い、コントロールしていくことが大切です。



湿疹・かぶれ(接触性皮膚炎 せっしょくせいひふえん)

 化粧品、植物、果物、金属など種々のものが原因になります。治療後、原因物質につき皮膚貼付試験(パッチテスト)で調べることもできます。主婦湿疹、オムツ皮膚炎もその一つですが、後者はカビによることもあり、疑わしい時は、真菌検査が必要です。



尋常性乾癬(かんせん)

 皮膚から少し盛り上がった赤い発疹で、その上にフケ状のものが固着します。体のどこにでもできますが、頭、肘、膝などのこすれやすい所によくみられます。体質、気候、食生活などの因子、高脂血症、糖尿病、肥満などの因
が関与して発生します。治療はビタミンD3外用薬、ステロイド外用薬、光線治療が基本です。内服としてはレチノイド、シクロスポリン内服が行われます。最近では生物学的製剤もあり免疫にかかわる物質の働きを抑えていく治療もなされています。



じんま疹

 突然に、痒みを伴った少しもり上がった皮疹が出現し、数時間のうちになくなりますが、せいぜい数日で終わってしまう急性型と1ヵ月以上にわたって出没する慢性型があります。後者の場合は長期にわたる内服が必要になります。



やけど(熱傷 ねっしょう、火傷 かしょう)

 やけどした場合はまず、水道水で15分以上冷やしてから医療機関にいらして下さい。重症度により治療期間はことなります。深くやけどした場合は痕(瘢痕)になることがあります。広範囲熱傷、幼小児・高齢者の熱傷は救急病院での治療が必要になります。産業災害として近時、酸・アルカリなどによる化学熱傷が増加しています。この場合のできるだけ早く流水で洗い流すことが大切です。



ひやけ(日光皮膚炎 にっこうひふえん)

 海水浴などで急に過度のひやけを起こして生じます。特に背中に広範囲に疼痛・灼熱感を伴った赤味とひどい場合は水疱を伴います。副腎皮質ステロイド外用薬の塗布、ひどい場合はやけどの治療に準じます。やはり予防が大切で、海水浴の時間帯を考え、必ずサンスクリーン剤をこまめにぬることが大切です。



胼胝腫(べんちしゅ、たこ)、鶏眼(けいがん、うおのめ)

 長時間にわたる機械的刺激、圧迫により皮膚が硬くなり痛みを伴います。サリチル酸ワセリンの外用、スピール膏で治療します。



尋常性疣贅(ウイルス性ゆうぜいのイボ)

 見た目、できた場所によっていくつかのタイプがあります。ふつうによくみられるのが尋常性疣贅と呼ばれるタイプで表面がザラザラした小さなイボで手足に多く見られます。色々な治療法がありますが、液体窒素凍結療法、電気焼灼法、特殊なぬり薬で治療します。根気よく治療することが大切です。



ほくろ(色素性母斑 しきそせいぼはん)

 生まれつきのものと後天性のものがあいます。太田母斑の治療はレーザーで行い、保険診療が可能です。色素性母斑は良性のものですが、悪性黒色腫(メラノーマ)と区別がむずかしいこともありますので、皮膚科の受診をすすめます。



円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)

 原因ははっきりしませんが、ストレスや自己免疫疾患との関連が指摘されています。一般的な内服・外用治療のほか、ドライアイス圧抵、光線療法、SADBE外用療法などで治療します。



とびひ(伝染性膿痂疹)

 細菌性の疾患で、子供に多く免疫能の低下した成人にも発症することがあります。小さい水ぶくれを形成しその後、皮膚がやぶ黄色いかさぶたができます。早い時期に抗生物質の外用、内服を行います。



水いぼ(伝染性軟属腫 でんせんせいなんぞくしゅ)

 ウィルス性のもので、自然に消える場合もありますが、急速に増えたり、一個一個も大きくなることもあり、少ないうちにとってしまったほうが良いと思います。痛くない治療法もあります。



みずむし(白癬 はくせん)

 さまざまな部位にできますが、とくに足白癬、爪白癬が多くみられます。白癬菌というカビにより、趾間型、水疱型、角化型などがあります。市販薬によりむしろ悪化させてこられる方も多く、水虫の検査を受けて治療されることが大切です。爪白癬の場合は、抗真菌剤の内服が効果的です。



むしさされ(虫刺症 ちゅうししょう)

 蚊やのみにさされ、あかくなります。ハチに刺されたときは、ショックを起こし命にかかわることがありますので、すぐ受診しましょう。



膠原病(こうげんびょう)

 エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、シェーグレン症候群などいくつかの疾患が知られています。それぞれ特徴的な皮膚症状をともなうことがあり皮膚科的所見から病気が見つかることがあります。



皮膚腫瘍

 良性と悪性があります。良性腫瘍の老人性ゆうぜい(イボ)はレーザー治療や凍結方法、切除を行います。高齢者の顔や手背にできる前ガン病変の日光角化症は液体チッソによる凍結療法、特殊な外用薬で治療します。悪性腫瘍は早期発見早期治療が大事ですので、急に大きくなる、出血する、黒い色など変な腫瘍があるときは早めにご相談ください。



美容的治療

 にきび(尋常性痤瘡)

 思春期に多くみられ、生理的なものともとらえられますが、20代、30代にもでき放置することにより悪化し痕を残すこともあります。通常の外用薬、内服薬でなかなか改善しないタイプもあります。以下の施術を単独あるいは併用して行います。以下の施術は自費診療になります。

・ケミカルピーリング 施術、機器、方法、特徴はこちら…
・スムースビーム(Smooth Beam) 施術、機器、方法、特徴はこちら…
・Mセラピー 施術、機器、方法、特徴はこちら…

 しみ

 おもに顔面のしみということで相談に来院されることが多いですが、しみにも頬の所に左右対称性にできる肝斑、紫外線の影響でできる老人性色素斑、あざ(太田母斑、太田母斑様色素斑)、そばかす(雀卵斑)、ほくろ、刺青など様々で以下の機器、外用により治療しいています。

・Qスイッチ付レーザー 施術、機器、方法、特徴はこちら…
・高濃度ビタミンC、トラネキム酸外用液、グリシルグリシン外用液による
 イオン導入 施術、機器、方法、特徴はこちら…
・トレチノイン・ハイドロキノン外用 施術、機器、方法、特徴はこちら…
・炭酸ガスレーザー 施術、機器、方法、特徴はこちら…


 アンチエイジング

 皮膚のたるみが気になる、ハリがない、小ジワやキメの粗さが気になる毛穴が目立つなど気にされる方が多いです。当院では機器、注射による施術を行っています。

・グリシルグリシン外用液によるイオン導入
  施術、機器、方法、特徴はこちら…
・Mセラピー 施術、機器、方法、特徴はこちら…
・ロングパルスYAGレーザー 施術、機器、方法、特徴はこちら…
・Botox注射 施術、機器、方法、特徴はこちら…

 脱毛

 最新の医療用脱毛レーザーによる脱毛を行っています。

・ロングパルスYAGレーザー 施術、機器、方法、特徴はこちら…

 巻き爪の矯正

 かんにゅうそう(陥入爪)、わんきょくそう(弯曲爪)の治療として、マチワイヤー(超弾性ワイヤー)、マチプレート(形状記憶合金ワイヤー)、コレクティオによる矯正を行っています。簡単に装置でき、痛みもほとんどありません。

 ピアス

 当院ではインパネスのイヤーピアッシングを採用しており、安全・耳にやさしい・100%滅菌済みです。低アレルギー性でデリケートな耳にも安心です。インパネスが開発した医療用チタン合金製ピアスです。

※毎月第3土曜日14:00からは手術日となっております。

アクセス

〒024-0083
北上市柳原町4丁目15-26(さくらホール近く)

●東北自動車道 北上江釣子インターから車で5分
●東北新幹線・東北本線 北上駅から車で5分
診療時間
平 日 8:30~12:00、14:00~18:30
土曜日 8:30~15:00 ※毎月第3土曜日は14:00から手術もおこなっています。
木曜・日曜・祝日は休診  

TEL:0197-61-5220 FAX:0197-61-5120